[動ア下一][文]あた・ふ[ハ下二]
  1. 自分の所有物を他の人に渡して、その人の物とする。現在ではやや改まった言い方で、恩恵的な意味で目下の者に授ける場合に多く用いる。「子供におやつを—・える」「賞を—・える」

  1. 相手のためになるものを提供する。「援助を—・える」「注意を—・える」

  1. ある人の判断で人に何かをさせる。

    1. 相手に何かができるようにしてやる。配慮して利用することを認める。「発言の自由を—・える」「口実を—・える」

    2. ㋑割り当てる。課する。「宿題を—・える」「役割を—・える」

  1. 影響を及ぼす。

    1. 相手に、ある気持ち・感じなどをもたせる。「感銘を—・える」「いい印象を—・える」「苦痛を—・える」

    2. ㋑こうむらせる。「損害を—・える」

[補説]室町時代以降はヤ行にも活用した。→与ゆ

出典:青空文庫

出典:gooニュース

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