出典:gooニュース
進む円安 投機的な動きは容認できぬ
神田財務官は、「投機による激しい、異常とも言える変動が、国民経済にもたらす悪影響は看過しがたい」とも指摘した。 行き過ぎた円安は、日本経済にとって弊害が多い。 物価高に賃上げが追い付かず、実質賃金は、今年2月まで2年近くマイナスが続いてきた。
アングル:大規模な介入観測、投機の円売り抑える 効果一時的か
政府・日銀が大規模な円買い介入を実施したとの観測が広がり、短時間で値幅を稼ぐ投機筋の円売りはひとまず収まっているようにみえる。もっとも、日銀が緩和的な政策を堅持する限り、金利差に基づく通貨安に歯止めがかかる兆しは乏しいとの見方も依然根強く、いつ円売りが再開してもおかしくない環境だ。
神田財務官「過度な変動が投機によって発生すると国民生活に悪影響」…連休明けの円相場は1ドル156円台後半で取引
神田氏は「過度な変動が投機によって発生すると、国民生活に悪影響を与える」とも話した。 29日の外国為替市場では、円売り・ドル買いが加速し、一時、1ドル=160円台をつけた。その後、急速に円高が進み、1ドル=154円台をつける場面があった。市場では、円の買い戻しについて、政府・日本銀行が円買い・ドル売りの為替介入を行った可能性があるとの見方が広がった。
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