[動ラ五(四)]《「けむる」の古形
  1. けむる1」に同じ。

    1. 「御飯を焚 (たい) て居て、余り—・りましたから」〈鉄腸雪中梅

  1. けむる2」に同じ。

    1. 裏町は—・るように白い砂けむりをあげて」〈宇野浩二・晴れたり君よ〉

  1. けむる3」に同じ。

    1. 「いつしかと気色だつ霞の、木の芽もうち—・り」〈初音

  1. ほんのりと美しく見える。

    1. 「面付きいとらうたげにて眉のわたりうち—・り」〈若紫

  1. 火葬にされる。

    1. 「向ひ居てみるにも悲し—・りにし人を桶火の灰によそへて」〈和泉式部続集

出典:青空文庫

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