出典:gooニュース
農相 12日諫干視察 開門派漁業者と面会せず
歴代農相による現地視察は福岡高裁が国に開門を命じた確定判決(2010年)以降行われ、22年10月の野村哲郎氏以来。前任の宮下一郎氏は政治資金パーティーの裏金問題で交代し、実現しなかった。最高裁が23年3月、開門確定判決の執行力排除を認め、司法判断が“非開門”で統一されて以降、初の視察となる。
諌早湾干拓事業「開門認めず」司法判断統一 最高裁が漁業者側の上告退ける《長崎》
裁判はその後、「開門」と「非開門」という相反する判決が確定。去年3月、福岡高裁は開門を求めた第2陣、第3陣の裁判で、堤防の閉め切りと漁業被害の関連を認める一方、開門で生じる農業被害などを理由に訴えを退けていました。漁業者側はこれを不服として上告していましたが、最高裁は24日付の決定で棄却。
“開門認めない”「諌早湾干拓事業の開門」第2、3陣訴訟 最高裁が漁業者側の上告棄却《長崎》
県内の漁業者が国に諌早湾干拓事業の開門を求めた第2陣、3陣の裁判で最高裁は24日付で漁業者側の上告を棄却しました。諌早湾干拓事業を巡っては、1997年の堤防閉め切りで漁業不振になったとして、佐賀と長崎の漁業者が国を相手に開門を求めて提訴しました。一方で、営農者らはこの差し止めを求めて裁判を起こし、その後「開門」と「非開門」という相反する判決が確定しました。
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