い・つ【凍つ/冱つ】
[動タ下二]「いてる」の文語形。
いて【凍て/冱て】
《動詞「い(凍)つ」の連用形から》寒気でこおりつくこと。こおったように感じられること。《季 冬》「庭草のよごれしままに風の—/白雄」「偶々(たまたま)咲懸ッた恋の蕾も、事情というおもわぬ—にかじ...
い・てる【凍てる/冱てる】
[動タ下一][文]い・つ[タ下二]こおる。こおりつく。《季 冬》「—・てた月の光が射して」〈鏡花・玄武朱雀〉
ご‐かん【冱寒】
凍り閉ざされるほどの寒さ。
さえ【冴え/冱え】
1 寒気・光・色・音などが澄みきること。「月光の—」 2 頭脳の働きや感覚が鋭いこと。技術などが鮮やかなこと。「勘の—」「包丁さばきの—」 3 江戸時代の遊里で、遊興のこと。また、酒宴。「あらゆ...