どう‐みゃく【動脈】
1 血液を心臓からからだの各部分へ送り出す血管。一般に血管壁が厚く、弾力性に富み、心臓の鼓動に一致する脈拍をもつ。高等動物では心臓から肺動脈と大動脈とが出ている。大動脈は動脈血を運ぶが、肺動脈は...
どうみゃく‐かいり【動脈解離】
動脈の内膜にできた裂け目から血液が流れ込み、血管の中膜が2層に分離し、血管壁内に血流路(偽腔)ができた状態。
どうみゃく‐かん【動脈管】
胎児期にみられる、肺動脈と大動脈をつなぐ血管。胎児は肺で呼吸をしていないため、右心室から肺動脈に送り出される血液の大部分は、肺を通らず、動脈管を通って直接大動脈に流れ、全身に送られる。出生後、肺...
どうみゃくかんかいぞん‐しょう【動脈管開存症】
胎児期に特有の血管である動脈管が、出生後も開いたまま残ってしまう状態。動脈管は胎児の肺動脈と大動脈をつなぐ血管で、胎盤を通して母体から酸素や栄養を受け取る胎児期の血液循環に重要な役割を果たすが、...
どうみゃく‐けい【動脈系】
心臓から送り出される血液を全身に運ぶ血管系。