はん‐どう【反動】
1 他に力や作用を及ぼしたときに、その反作用で押し返されること。 2 ある傾向に対抗して生じるそれと全く反対の傾向・動き。「好景気の—が出はじめる」 3 一切の改革や革新に反対して、守旧的立場に...
はんどう‐けいせい【反動形成】
心理学で、自我の防衛機制の一。抑圧された欲求と反対傾向の態度が強調して示されること。例えば、憎しみの感情に対抗して、反対の甘やかしが生じるなど。
はんどう‐すいしゃ【反動水車】
高所にある水の位置エネルギーを速度と圧力のエネルギーに変換し、羽根車での圧力降下の際に生じる反動力によって回転する水車。フランシス水車・プロペラ水車など。
はんどう‐タービン【反動タービン】
蒸気速度と圧力エネルギーを利用し、固定羽根と回転羽根の両方で圧力降下を行わせ、回転羽根内での蒸気の膨張の反動力によって羽根を回すタービン。
はんどう‐てき【反動的】
[形動] 1 ある動きや傾向に対して、それと逆の動きや傾向が生じるさま。「好景気が終わり—に不況感が募る」 2 改革・革新などの流れに逆らい、それを妨害しようとするさま。「—な政治」