ぎょう‐にん【行人】
1 仏道を修行する人。行者(ぎょうじゃ)。 2 比叡山延暦寺の堂衆(どうじゅ)。 3 高野山で、山中で修行する者。また、高野三方(さんかた)の一で、学僧が法事や修行などをするとき、雑事を務める僧...
ぎょうにん‐づか【行人塚】
行者が生きたまま埋葬され、即身成仏したと伝えられる塚。東日本に多い。
ぎょう‐にんべん【行人偏】
漢字の偏の一。「役」「往」などの「彳」の称。
こう‐じん【行人】
1 道を行く人。通行人。また、旅人。 2 使者。「公私—」〈延喜式・兵部省〉 [補説]作品名別項。→行人
こうじん【行人】
夏目漱石の小説。大正元〜2年(1912〜1913)発表。互いに理解しえない夫婦生活を通し、知識人の自我意識と孤独を描く。 《原題、(フランス)Le Passant》コペーによる戯曲。一幕の韻...