しゅん‐きゅう【春宮】
1 皇太子の住む宮殿。また、皇太子。とうぐう。 2 春の神の宮殿。
とう‐ぐう【東宮/春宮】
《東は四季の春に配されて万物生成の意をもち、また易では長男を表す震にあたり、宮殿が皇居の東にあったところから》 1 皇太子の住む宮殿。みこのみや。 2 皇太子の称。ひつぎのみこ。
とうぐう‐がくし【東宮学士】
律令制で、皇太子に経書を進講する官。
とうぐう‐ごしょ【東宮御所】
皇太子の居所。現在は東京都港区元赤坂にある。 [補説]現在の東宮御所は皇居の南西にあるが、京都御所では内裏の中の東側にあったため東宮と称された。
とうぐう‐しき【東宮職】
平安中期以降、皇太子の道徳・学問の師である東宮傅(ふ)と東宮学士の総称。