きざ【刻/段】
きざみつけた筋。きざみめ。「引かかるよう、—が入れてあるのじゃから」〈鏡花・高野聖〉
きざ‐きざ【刻刻/段段】
[形動ナリ]細かく切り刻むさま。ずたずた。「悲しみのはらわた—に断つとは」〈浄・傾城酒呑童子〉
きざ‐はし【階/段階】
階段。きだはし。「石の—」
きだ【段/常】
《「きた」とも》 [名] 1 布などの長さを計る単位。反(たん)。「庸布(ちからぬの)四百(よほ)—」〈天武紀〉 2 田畑の面積の単位。段(たん)。「およそ田は、長さ三十歩、広さ十二歩を—とせ...
きだ‐きだ【段段】
[形動ナリ]物を細かく切り刻むさま。ずたずた。「恋も未練も—に切捨くれんと突立(つったつ)て」〈露伴・風流仏〉
だん【段】
[共通する意味] ★長い文章を分けたときの一まとまり。[英] a paragraph; a passage[使い分け] いずれも長い文章を、意味のまとまりや文の形によって分けた、その一区切りをい...
だんかい【段階】
[共通する意味] ★順序ある物事のうちの、ある順に当たる部分。[英] steps[使い分け]【1】「段階」は、広く、物事の順序、過程をさすこともある。移り変わる全体のうちの、ある状態にある一区切...
だんだん【段段】
[共通する意味] ★高さの異なる所を連絡する段になった通路。[英] stairs[使い方]〔階段〕▽階段をかけあがる▽階段をふみはずす〔階梯〕▽石の階梯〔段段〕▽神社の段段をのぼる〔階〕▽階をお...
だんちがい【段違い】
[共通する意味] ★二つの事柄の程度の差が甚だしいさま。[英] incomparable[使い方]〔格段〕(形動)▽格段に上等な品〔段違い〕(名・形動)▽相手の方が段違いに強い[使い分け]【1】...
だんどり【段取り】
[共通する意味] ★物事を行うときの順序。[英] procedure[使い方]〔手順〕▽悪天候のせいで手順が狂う▽手順を踏んで会議にかける〔段取り〕▽やっと式の段取りがついた〔手はず〕▽仕事の手...
だん‐きずい【段祺瑞】
[1865〜1936]中国の軍人・政治家。北洋軍閥安徽(あんき)派の首領。合肥(安徽省)の人。字(あざな)は芝泉(しせん)。袁世凱(えんせいがい)の腹心として、辛亥(しんがい)革命後、陸軍総長。...
だん‐ぎょくさい【段玉裁】
[1735〜1815]中国、清の考証学者。金壇(江蘇省)の人。字(あざな)は若膺(じゃくよう)。号、懋堂(もどう)。戴震(たいしん)に師事、文字訓詁の学に長じ、「説文解字注」「六書音韵(りくしょ...
だん‐せいしき【段成式】
[?〜863]中国、晩唐期の文人。臨淄(りんし)(山東省)の人。字(あざな)は柯古。詩人としてよりも、古今の多くの異聞を記した「酉陽(ゆうよう)雑俎」20巻の著者として知られる。
トアン‐チーロイ【段祺瑞】
⇒だんきずい(段祺瑞)