はらい【波羅夷】
《(梵)pārājikaの音写。極悪・重禁・断頭と訳す》仏語。戒律のうちで最も罪の重いもの。ふつう婬戒・盗戒・殺人戒・大妄語戒の四つをさす。犯した比丘・比丘尼は教団から追放される。
はらな‐こく【波羅奈国】
《(梵)Bārāṇasīの音写》古代インドの国。首都は現在のバラナシにあたる。釈迦(しゃか)が成道ののち最初に説法を行った鹿野苑(ろくやおん)があった。
はらみった【波羅蜜多】
「波羅蜜(はらみつ)」に同じ。
はらみつ【波羅蜜】
1 《(梵)pāramitāの音写。到彼岸・度と訳す》仏語。迷いの世界である此岸(しがん)から、悟りの彼岸(ひがん)に到達すること。また、そのための修行。六波羅蜜・十波羅蜜がある。波羅蜜多(はら...