かん【莞】
[人名用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]い 1 植物の名。フトイ。また、イで織ったむしろ。「莞席」 2 にこやかに笑うさま。「莞爾(かんじ)・莞然」
かん‐じ【莞爾】
[ト・タル][文][形動タリ]にっこりと笑うさま。ほほえむさま。「—として笑う」
かん‐ぜん【莞然】
[ト・タル][文][形動タリ]にっこり笑うさま。莞爾(かんじ)。「フロレンス忽ち—として曰く」〈織田訳・花柳春話〉
ふと‐い【太藺/莞】
カヤツリグサ科の多年草。池沼などに生える。茎は高さ1〜2メートル、円柱状で太く、中空。葉は鱗片(りんぺん)状で、褐色を帯びる。夏、黄褐色の穂をつける。おおい。おおいぐさ。まるすげ。《季 夏》「放...