あお‐くも【青雲】
《「あおぐも」とも》青みを帯びた灰色の雲。「—のたなびくきはみ、白雲のおりゐ向伏(むかぶ)す限り」〈祝詞・祈年祭〉
あおくも‐の【青雲の】
[枕] 1 雲がわき出る意から、「出(い)づ」にかかる。「—出で来(こ)吾妹子(わぎもこ)」〈万・三五一九〉 2 雲の色から、「白」にかかる。「—白肩(しらかた)の津」〈記・中〉
せい‐うん【青雲】
1 青みがかった雲。また、よく晴れた高い空。青空。 2 地位や学徳の高いことのたとえ。「之を要するに如何(どう)しても—の雲の上には向きの悪い男であるから」〈福沢・福翁自伝〉 3 俗世間を離れ、...
せいうん‐かい【青雲会】
大阪大学法学部卒業生の同窓会。
せいうん‐の‐こころざし【青雲の志】
功名を立て、立身出世をしようとする志。「—をいだいて故郷を後にする」