「idraft(アイドラフト)」を使ってみた!メリット・デメリットを紹介 - みんなのidraft活用術|idraft by goo

「idraft(アイドラフト)」を使ってみた!メリット・デメリットを紹介

TOP-おすすめの利用方法-「idraft(アイドラフト)」を使って...
2023-01-30 おすすめの利用方法

この記事のライター

ライター名 : なかむら
年齢 : 30代
ライター情報 : 不動産関係の記事から芸能系コラムまで幅広く執筆。
いま同人小説の作成などで話題になっているテキストエディタアプリ「idraft(アイドラフト)」を現役Webライターが使ってみました!

執筆を生業にしているWebライターの視点で、idraftを使用した感想とメリット・デメリットを紹介していきます。

・小説を書くのに向いているテキストエディタを探している

・文章力・語彙力を上げたい

・idraftって名前は聞いたことあるけど、どんな機能があるか知らない

このような方は、ぜひ参考にしてみてください。

Webライターとして月に数十本の記事を執筆する筆者が、実際にidraftを使ってみた感想をまとめました。

「idraft」とは?

「idraft」は、日本最大級の辞書サービス、goo辞書が提供している、校正・辞書機能を備えたテキストエディタアプリです。

goo辞書ならではの文章チェック能力が特徴で、累計45万ダウンロードを突破しています。(2023年1月31日時点)

「idraft」無料版と有料版の違い

idraftは、辞書検索・校正・言い換えなどの基本機能を無料で利用することができます。

無料の「スタンダードプラン」のほかに、月額180円(税込)~の「プレミアムプラン」に登録すると、次のような機能が使えます。

初回は1か月無料でお試し利用ができます。

有料のプレミアムプランでは、PC版が利用できるほか、文章のバックアップ作成など、便利な機能が利用できるようになります。

「idraft」を使用して書いた記事

筆者はWebライターとして執筆活動を行っています。今回idraftで書いた記事は以下の2記事です。

文章チェックツールって何ができる?詳しい機能と使い方を解説

同人小説で目次は必要?役割・作り方・注意点をご紹介!

1記事目は、idraftのスマホアプリで執筆し、2記事目はidraftのPC版で執筆後、スマホアプリで確認・推敲を行いました。

2記事を書いてみて感じたメリット・デメリットを以下に記していきます。

「idraft」を使って感じたメリット

idraftを利用して感じたメリットは大きく4点あります。

  • idraftのメリット
  • 1.言い換え候補を提案してくれる
  • 2.アプリ内で辞書を引ける
  • 3.スマホ・タブレットでの利用が便利
  • 4.文字数をカウントしてくれる

1.言い換え候補を提案してくれる

idraftは、「言い換え」ボタン1つで、文章中の語句の言い換え候補を提示してくれます。

しかも、候補の語をタップするだけで元の語からの置き換えが可能。

筆者は文章を書くとき、類語検索を行っているので、この機能は非常に便利だと思いました。

「自分の語彙から使いやすい語句ばかりを使用してしまい、重複を避けるために類語をウェブ検索、ヒットした言葉から適切なものを選んで、入力し直して…」

という一連の作業に時間を費やしていましたが、かなりの時短になります!

例えば、下記のような短い文章を入れただけで多くの「言い換え」を提案してくれます。

「執筆に悩みを抱えている作家さんは多いのではないでしょうか。」

ちなみに、「悩み」という言葉の言い換え候補はスタンダードプランでは「苦悩」「苦悶」などの数語だけでした。

プレミアムプランでは、感情ことば選び辞典が追加され、「悩み」という1語の言い換えに26語を候補として提案してくれました。

「心配」「苦にする」など馴染みのある言葉から「憂悶(ゆうもん)」「思案投げ首(しあんなげくび)」など初めて聞く言葉もあります。

Webライターとしてはわかりやすい言葉を使うことが多いですが、小説を執筆される方には、候補が多いほうが適切な描写が可能になるかと思います。

語彙を増やせるのは執筆を仕事にしている者にとって、嬉しいポイントです。

2.アプリ内で辞書を引ける

idraftは、「辞書」ボタンをタップ、検索窓に入力するだけで辞書検索ができます。

goo辞書が提供するアプリなので、信頼性も高いです。

【利用できる辞書】

国語・漢字・類語・英和・和英・四字熟語

執筆中、ふと気になって辞書を使いたいとき、ウェブから検索すると画面の移動も面倒で、集中も途切れがちです。

idraftはアプリ内で調べものまで完結できるので、作業が中断されることなく執筆がはかどります。

さきほど「言い換え」で提案された、「憂悶」「思案投げ首」などの難解な用語も辞書で調べることができます。

「憂悶(ゆうもん)」の意味は以下の通りです。

[名](スル)思い悩み、苦しむこと。「事業の不振に―する」

さらに、例文も調べられるので、便利です。

「思案投げ首」についても調べると、「思案投首(しあんなげくび)」という四字熟語があることがわかります。

「よい解決策が思い浮かばず、困って首をかしげているさま。ああでもないこうでもないと、考えあぐねているさま。」

(出典:学研 四字熟語辞典)

「言い換え」で提案された難解な用語を「辞書機能」で検索することで、語彙を習得し文章をワンランク上のものに仕上げることができるようになります。

 

3.スマホ、タブレットでの利用が便利

校正ツールはPC向けのものがほとんどの中、スマホやタブレットで文章チェック機能が使えるidraftは貴重です。

筆者の執筆はPC中心ですが、外出先などスマホやタブレットで文章作成・確認することもあります。

スマホ・タブレット・PCで同期して利用できるため、PCで執筆した記事を移動中に推敲するという使い方も可能です。

(※PCでの利用、3台以上の端末での同期は有料の「プレミアムプラン」のみ)

実際に筆者は通常、執筆した記事を翌日以降に見直しています。

頭の中をリセットして読み直したほうが、文章の誤りを発見しやすくなるためです。

「PCで執筆」→「移動中にスマホ・タブレットで確認」という手順にしたところ、当日中の確認でも推敲がはかどるようになったと感じています。

また、idraftの利用に慣れると「利用方法」の幅が広がると感じます。

例えば、SNSの投稿です。

手軽に投稿できるSNSですが、誤字脱字をしていたり、慣用句の使い方に誤りがあったり、思わぬ形で赤っ恥をかいた経験をした人もいるのではないでしょうか。

SNS投稿の前に、idraftで文章校正することで、よりかっこいい文章に仕上げることも可能です。

idraftなら文章チェックをしながら執筆を進められるし、保存・同期もできるので、スマホやタブレットでの執筆作業はidraftに一本化するのもアリだなと思いました。

SNSで難解な用語を巧みに操っていたら、一目置かれてフォロワー増加につながるかもしれませんね。

4.文字数をカウントしてくれる

idraftは、アプリ画面上部にリアルタイムで文字数が表示されます。

文字数に注意しながら執筆する方も多いと思いますが、スマホやタブレットで文字を入力していると、今どれくらいの数を書いているかわからないこともありますよね。

idraftで執筆すれば、確認のためにボタンを押す必要さえないので、とても便利です。

Webライターとして執筆活動していて、文字数は常に気になります。

ただ、執筆が調子良く進み、すらすらと筆を走らせている時に執筆を止めて文字数を見ていては、テンポが悪くなってしまいます。

執筆を進めながら、さらっと目に入ってくる文字数。

潜在的に文字数を意識しながら、勢いよく文章を書くのにはピッタリの機能です。

「idraft」のデメリット・改善点

ここまで、idraftのメリットを紹介してきましたが、デメリット・改善点も紹介します。

校正機能が完璧ではないという点は、改善の余地があります。

1.タイピングミス・変換ミスの検出

例えば「よろしくお願います」「変身をお待ちしています」というタイピング・変換ミスによる誤字は、idraftでは検出できませんでした。

誤:「よろしくお願います」「変身をお待ちしています」

正:「よろしくお願いします」「返信をお待ちしています」

執筆していると上記のような単純なタイピングミスもありますが、idraftですべてを検知できるわけではありません。

「すべてのミスを発見して、いい文章にしてほしい」というのがライターの意見ですが、完璧ではないと理解しておく必要があります。

一方で、「完璧ではない」という点については、他のテキストエディタでも同じことです。

全世界で利用されているテキストエディタでさえ、すべての誤字脱字をチェックできない状況なので、idraftに関しても仕方ないところなのかなとは思います。

ダウンロード数が増え続けている状況なので、アップデートが行われ、より精度の高いソフトになることが期待されます。

idraftはgoo辞書をもとにしたアプリなので、辞書に載っている「慣用句の誤り・ら抜き表現・重複表現」の検出には強いですが、タイピングや変換のミスに対しての検出精度はやや低いのかもしれません。

2.goo辞書に載っていない用語がある

idraftの最大のメリットは「goo辞書が作ったテキストエディタ」という点です。

goo辞書の語彙を網羅していますが、goo辞書には載っていない用語を利用したいと思うことがWebライターにはあります。

例えば、「筆が乗る」という言葉。

idraftの辞書では一致する言葉が見つからないのですが、インターネットで検索すると以下の意味が出てきます。

「作家や書家などが調子よく書くさま、すらすらと勢いよく筆を走らせる様子を表現する言い回し。」

最近使われるような言葉でも、昔ながらの辞書に載っていない用語・慣用句があるので注意です。

しかし、これは考え方によってはメリットにもなります。

インターネット検索では、俗語やネットスラングを含めて意味が表示されますが、idraftでは表示されません。

idraftに表示されない流行語などは、使用を再検討する機会になります。

実際に今回の検索で「筆が乗る」が昔ながらの慣用句ではなく、最近使われるようになった言葉だと勉強になりました。

芸能関係の記事やコラムを執筆する時は、流行語もあわせて表示してくれると便利だと思いましたが、そうするとidraftの信頼性をそこなってしまうかもしれませんね。

同様に芸能人の名前や、流行語などはgoo辞書の辞書検索に出てこないことを知っておいたほうが良いでしょう。

「idraft」はこんな人に使って欲しい!

実際に使用してみて、idraftは次のような方に利用をオススメしたいです。

  • 1.類語や言い換えが気になる人
  • 2.執筆中によく調べ物をする人
  • 3.スマホ・タブレットで執筆を効率化したい人
  • 4.文章力を上げたい人

1.類語や言い換えが気になる人

類語・言い換え表現を瞬時に確認、置き換えできる機能は、idraftの機能で一番便利だと感じました。

筆者にとっては執筆中の類語検索は必須でしたので、アプリ内で完結できるとかなり助かります。

「もっといい表現ないかな?」と思っていて筆を止めて検索するのは非効率ですし、とりあえず同じ表現で書き続けていると稚拙な文章になってしまいます。

idraftを利用すれば、ワンタップで言い換えを検索できて文章をワンランクアップできます。

自分の語彙を広げて豊かな表現の文章を目指したい方にはオススメの機能です。

2.執筆中によく調べものをする人

「質の高いgoo辞書を、執筆ツール内でそのまま使用できる」という点は、他のサービスにはないidraft唯一無二の特長です。

執筆中に調べものをする回数が多い人には、非常に役立つとともに、作業のスピードアップも見込めるのでぜひ試してみてほしいです。

漢字表記や慣用句の使い方に自信がない人が利用するのはもちろん、よく使う用語を辞書で調べてみるのも面白いですよ。

idraftでは、辞書検索から例文も確認できるので、読みやすい文章作成に参考にしましょう。

3.スマホ・タブレットで執筆を効率化したい人

PCだけでなくスマホ・タブレットで使える文章チェック機能つきの執筆ツールというのはやはり貴重です。

あまり長い文章をスマホで書くことはない方も、「スキマ時間や出先でちょっと文章の下書きや推敲をしたい」という場合に使えるアプリになっています。

用途によっては「辞書機能つきのメモ帳アプリ」として使うことも可能ですし、使い方次第でスマホ・タブレットでの文章作成を強力にアシストしてくれるツールになると思います。

4.文章力をあげたい人

細かな説明をしてきましたが、文章力をあげたい人全員に「idraft」はオススメできます。

  • 読書感想文をいいものに仕上げたい小中学生
  • 小論文入試の対策で語彙力をつけたい高校生
  • 履歴書やエントリーシートの作成に悩む大学生
  • 評価される報告書・提案書を作りたいビジネスパーソン
  • より的確な心情を描写したい小説家

一度自分で作成した文章をidraftに入れてみると、学びがあるはずです。

以下のような文章の修正点が見つかるでしょう。

・単純な誤字脱字

・使い方を間違えていた慣用表現

・文章をワンランクアップさせる言い換え表現

さらに辞書機能を使って、本当の意味や例文を知ることで、語彙を増やすことができます。

語彙が増えて文章力が上がれば、周りからの評価も一気に変わることでしょう。

「文章力」をあげたい人はidraftの「言い換え機能」「校正支援」を試してみてください!

アプリは無料でダウンロードできますし、プレミアムプランも1か月無料でのお試しが可能です。

まとめ

idraftを使ってみた感想を紹介してきました。

主に感じたメリットは以下のとおりです。

  • メリット:言い換え・辞書機能が便利、スマホ・タブレットで使いやすい設計

無料でgoo辞書の支援がフルに受けられる贅沢なアプリがidraftです。

「文章力を上げたい」「文章力に不安がある」という方なら誰にでもオススメできる、一度は試してもらいたいアプリです。

ライターや小説家、編集者ならPCでも使えて自分仕様にカスタマイズできる「プレミアムプラン」の利用を試してはみてはいかがでしょうか。

最初の1か月はお試し利用が可能です。

筆者にとっては、「PCでの執筆」→「移動中に推敲」で効率よく執筆が進んでいます。

文章力向上にidraftを試してみることをオススメします。

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