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idraft利用者インタビュー1.これが「マイ・ドラフト」<後編>

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2023-04-03 コラム

同人小説の文字数は読者が手を出しやすい字数に

——速度の保てるツールを使われるのは、ご自身に書く速度があるからだと思うんです。私、個人的にうかがいたいのが「どうしても書けない」って詰まってしまうことってないのかなって。

ニーナさん:もちろんありますよ。どうしても書けない、ってなってしまって止まることはしょっちゅうです。っていうか、まさに今、長編で煮詰まってます。

——やっぱりありますよね!普段から長編を書かれることが多いんですか?

ニーナさん:文字数は普段からわりと気にしていて、あんまり長くはなりたくないというのがありますね。
二次創作だと、ちょっと興味がある程度の人がpixivで検索して読もうかなと思った時に、あんまり多い文字数だと読む気をなくしてしまうかなと。

——書かれた小説はpixivに投稿されてるんですよね。

ニーナさん:そうですね、今は本にはしていません。文章はネット上に投稿するのが基本スタイルですね。

——投稿スタイルだと、お話を分けた時に、狙い通り次のお話しを読んでもらえるものなんですか。

ニーナさん:シリーズでまとめてあって、「このシリーズの次のお話しはこれです」ってリンクが出ていれば、次につながるんじゃないかと思います。
私、自分がけっこうそうなんですが、3,000文字くらいの軽く読める短さの方がお話に入っていきやすいんです。
なので、なるべくだらだらしないように、長くなってしまったら文を苦労して削ります。
場面を増やすと地の文が長くなって、文字数がかさじゃうんですよね。だから文字数はずっと見ておかないと。

  • 愛用者のidraft(アイドラフト)使いこなし
    作業フィールドの同画面に常時リアルタイムの文字数を表示。これで文字数調整がぐっと楽に。

同じものを愛する者同士——執筆を楽しむ秘訣

——ニーナさんのようにまず一次創作物があって、それへの愛情がある文章って、どこを削ろうかすごく迷いそうですよね。

ニーナさん:本当にそうです、だからどうしても削れない時は前後編に分けたりします。
先ほど言ってた煮詰まってるってのがまさにそれで。
今書いてる長編がもう4話まで書いていて、4話で終わらせるつもりが長くなっちゃったので、もう1話書いてるところです。
大まかな結末は決めてるんですけど、まとめ方がわからなくて。

——わかります。この原稿を書くのにまずはキーワード準備して……とか作業してると、迷宮入りして、自分が何やってるかわからなくなる。

ニーナさん:そうそう。何書こうとしてたんだっけ、何言いたかったんだっけみたいな感じになって。
そういう時は、もう書き終わってる4話を最初から見直して、矛盾がないかチェックします。
そうしてる内に最初の方ではこうだった、じゃあこっちはそれをなぞって……っていうふうにちょっとずつではあるんですけど、終わらせる方に向かっていけることがあるなって。
やっぱり冷静に見直すことが大事なのかもしれませんね。

——そうか、冷静な心ですね。きっと私は熱くなりすぎてるんですね、記事に対して。

ニーナさん:でも二次創作の執筆はまず、好きな対象があってなので。スタート地点は情熱なんですよね。

——同じ対象を好きな人同士というか、ほかの作家さんの作品を読んで「うわ、上手いなあ。悔しいなあ」みたいな気持ちになることもありますか?

ニーナさん:うーん、悔しいというか、私の好みの問題なんですが、好きなキャラとかカップリングがメジャーじゃないことが多くて。
私以外にそれを好きな人が数人・十数人しかいないことがけっこうあって、私以外の誰かが書いてると嬉しくて食いついちゃうんです。

——100%読者として楽しんでる!一番平和で、純粋に執筆活動を楽しんでる感じですよね。

ニーナさん:そうですね。嫉妬しちゃうとか、私より読まれててずるいとかは……この界隈ではあるあるネタだろうなと思うんですけど、いっつもそんな意見を見かける度に「いいじゃないか、ほかに書いてくれる人がいるだけさ!」って思っちゃう。
同じ設定でほかに誰かが書いたのを読んでみたいよ!くらいの気持ちなんですね、どちらかというと。
ほかに同じ設定で書いてる人がいると、嬉しい、好みが合うんだなって。

——お話聞いてるだけで楽しい。それはニーナさんの性格の良さが伝わるエピソードですね。

ニーナさん:ありがとうございます。

——じゃあ、ほかの誰かに対してというより、ご自身でこうスキルアップしたいな、とかは思われたりします?

ニーナさん:表現力を増やしていきたいとは思いますね。
それこそ、idraftに搭載されている類語系の機能とか辞典とかを駆使して、あんまり同じ言葉が何度も短い間に続くとしつこい感じになるので、言い回しを変えるようにしています。
逆に同じ言葉を何度も使った方が印象的になることもあるので、使い分けるようにして。
あとは、二次創作上でのキャラクターの一人称と三人称の表現を「わたし」「私」「ワタシ」「アタシ」など、キャラごとに決めますね。
声優さんがついたアニメがある場合はその声で脳内再生しておかしなセリフじゃないかとか、あるいは原作に沿って、その点は気を付けて書くようにしています。

  • 愛用者のidraft使いこなし
    類語は「言い換え」ボタンをタップ。瞬時に原稿上のほぼすべての語句に類語を提案!

物を書く人たちを応援したい!—— idraftをオススメする理由

——ニーナさんが今回、このインタビューを受けてくださったきっかけって何なんでしょうか。

ニーナさん:自分が使っていてすごく感動したり、ホントidraftのお陰で物を書けてるよねって思うことが多々あるので。
それを同じように執筆する人に広めたい!っていう気持ちがあって。
idraftとの出会いはネットで「物書きさんに!」みたいな広告を見たんだったかな。使ってみたらすごく便利でもう数年ヘビーユーザーです。

——idraftで一番気に入ってるところってどこですか?

ニーナさん:画面がすっきりしてて見やすいのと、上に常に文字数が出てるところですね。

——そう、UIが本当にシンプルですよね。

ニーナさん:あと、最近ついた「」とかをポンってワンタッチで入れられる下のボタン。あれすごい便利です。
スマホのアプリってユーザー辞書で登録してても、「」を入れた時に勝手に真ん中にカーソルが移動してくれるやつと移動してくれないやつがあるじゃないですか。
使い分けてると間違えちゃうことがあるんで、重宝するんです。
あとは、常にアプリを使いやすいように改良してくれてるところ。
やっぱり大手だな、使っていてストレスがなくなってくなんて、ありがたいなと思います。

  • 愛用者のidraft使いこなし
    記号のワンタッチ入力ボタンをデフォルトで装備。端末依存のユーザー辞書に頼らずスイスイ入力。

プレミアムプランはスマホオンリーでも使える?

——idraftのプレミアムプランは利用されてるんですか?

ニーナさん:執筆はスマホオンリーなので、プレミアムプランは利用していません。
PCと複数台で使えるというのが一つの売りなのかなと思っていますが、無料のプランで十分使えているんで入ってないだけなんですが。

——どういう形だったら入ってもいいかなって思います?

ニーナさん:機能に大きなプラスが無くても、価格がもう少し抑えめだと、アプリの制作支援の意味も込めて入ってもいいかなと思いますね。

——プレミアムプランのもう一つの売りは、小説の書式チェック機能です。文頭を一字下げしたり、「!」マークのあとスペースを入れたり、小説を書く方にはオススメです。初月無料なんで気軽に試してみてくださいね。って、インタビューなのに最後宣伝になっちゃってすみません(笑)

ニーナさん:いえ、ありがとうございます。試してみます(笑)

  • idraftプレミアムプラン
    プレミアムプランでは、…や『』の入力も楽々。小説モードはワンタップで、行頭一字下げ、文字の置換などが可能です。

idraft改善要望|idraftへのエール!

これからはフォルダー内フォルダーの実装やページ分け機能があると嬉しいですね。
pixivに投稿するときに何ページ何ページっていうふうに、ノンブル(ページ数)を付けることがたまにあるんですけど、ページ分けしながら1ページ分何文字とか表示でわかったらおもしろいなと思います。

<<<インタビュー前編「小説はパッションで書く?」

  • idraftとは
    「goo」による最大級の辞書サービス・goo辞書が作成した、校正や辞書の機能も備えたテキストエディタアプリ。
    無料の「スタンダードプラン」と、拡張機能を備えた「プレミアムプラン」が用意されている。idraftの「プレミアムプラン」は初回1か月が無料、その後は月額180円(税込)~。すでに累計45万ダウンロードを記録(2023年1月31日時点)。
  • idraftの主な便利機能はコチラ
    ・フォルダーの作成、並べ替え機能
    ・下書きの自動保存、手動保存、文字数カウント、並び替え機能
    ・文字サイズ・フォント変更機能
    ・Undo、Redo機能
    ・下書きの本文コピー、移動、削除、文字検索
    ・オフラインでの文章作成、編集
    ・横画面対応
    ・SNS共有(Twitter、Facebook、Evernote)

執筆ライター:花竿/インタビュー:片岡理子

<<<インタビュー前編「小説はパッションで書く?」

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