あか‐もがさ【赤疱瘡】
麻疹(はしか)の古名。「四、五月ばかりより—といふ事出で来て」〈栄花・布引の滝〉
あか‐もく【赤藻屑】
ホンダワラ科の褐藻。海岸の干潮線以下に生え、細長く、羽状に切れ込み、円柱状の気泡がある。雌雄異株。東北地方などで食用とする。
あか‐もず【赤鵙】
モズ科の鳥。全長約20センチ。上面は赤みのある褐色で、下面は白い。日本には中部地方以北に夏鳥として渡来。
あか‐もの【赤物】
ツツジ科の常緑小低木。高山に生え、高さ10〜30センチ。葉は卵形で先がとがり、毛がある。夏、柄の長い釣鐘状の白い花が咲く。実は熟すと赤くなり、食べられる。いわはぜ。
あか‐もん【赤門】
朱塗りの門。江戸時代、将軍家の娘を奥方に迎えた大名が建造。御守殿門(ごしゅでんもん)。
東京大学にある朱塗りの門。もと加賀藩前田家上屋敷の御守殿門。文政10年(1827)、将軍徳川家斉(...