あて‐こすり【当て擦り】
あてこすること。また、その言葉。あてつけ。
あて‐こす・る【当て擦る】
[動ラ五(四)]他の事にかこつけて、それとなくわかるように悪口や皮肉を言う。あてつける。「笑い話にかこつけて、人の失敗を—・る」
あて‐こと【当て言】
1 あてこすり。皮肉。「其の月毛に此の馬が歩み負けた—な」〈浄・鑓の権三〉 2 遠まわしにそれとなくいう言葉。「将棋にことよせ、…命助けよといふ—」〈浄・寿の門松〉
あて‐こと【当て事】
1 頼りにしていること。当てにしていること。 2 なぞなぞなどで、隠してあることを言い当てること。
当(あ)て事(こと)と畚褌(もっこふんどし)は先(さき)から外(はず)れる
越中褌が前から外れやすいように、自分の方で当てにしていたことは先方の都合でだめになることが多い。
あてこすり【当て▲擦り】
「a snide [an insinuating/a catty] remark ((about));《口》 a dig ((at));《口》 a cut ((at))当てこすりを言うinsin...
あてこする【当て▲擦る】
make an insinuation ((about));《口》 take a dig ((at))彼は忠告にかこつけて私のことを当てこすったHe made insinuations abou...
あてこむ【当て込む】
〔期待する〕expect;〔たよりにする〕count on伯父の援助を当て込んで事業を始めたCounting on his uncle's assistance, he started a bu...