あら・く【散く/粗く】
[動カ下二]「あらける」の文語形。
あら‐くち【新口】
新しく醸造した酒を初めて桶(おけ)から出して飲むこと。初飲み。
アラクネ【Arachnē】
ギリシャ神話の女性で織物の名手。その腕前を自慢したことでアテナの怒りを買い、クモに変えられた。
あら‐くま・し【荒くまし】
[形シク] 1 ごつごつしている。「枝ざしなどは、いと手触れにくげに—・しけれど」〈枕・四〇〉 2 荒っぽい。粗暴だ。あらくもしい。「物言ひなども—・しい」〈浄・鎌田兵衛〉
あら‐くもし・い【荒くもしい】
[形]《中世から近世にかけての口語》「あらくまし」に同じ。「あの—・い弁慶と判官殿のお契りやった事があるぞ」〈虎明狂・今参〉