いい‐かか・る【言ひ掛かる】
[動ラ四] 1 話しかける。言い寄る。「いとねむごろに—・るを、いとむくつけく思ひて」〈源・玉鬘〉 2 《「いいがかる」とも》言い出したためにあとに引けなくなる。「それがしも—・った事ぢゃによっ...
いい‐がい【言い甲斐】
言葉に出して言うだけの価値。「素直に聞き入れるので—がある」
いい‐がい【飯匙】
飯を盛るためのしゃもじ。いがい。「—取りて、笥子(けこ)の器物(うつはもの)に盛りけるを」〈伊勢・二三〉
いいがい‐な・し【言ひ甲斐無し】
[形ク] 1 とりたてて言うだけの値打ちがない。つまらない。「すべては礼儀を知らず、格式をわきまへざるは—・し」〈沙石集・一〇〉 2 ふがいない。いくじがない。「—・き味方の奴ばら」〈浄・太功記...
いい‐がかり【言(い)掛(か)り】
1 口実を作って、難癖をつけること。また、その事柄。「—をつける」「とんだ—だ」 2 言い出して、あとに引けなくなること。「門口で突き当たったといふが—でけんかよ」〈滑・八笑人・初〉
いいがい【言い▲甲×斐】
言いがいのあるworth mentioning言いがいのないnot worth mentioning彼には何を言ったって言いがいがないWhatever you say to him, you w...
いいがかり【言い掛かり】
1〔難癖〕a false charge; a trumped-up charge彼らは私が故意にその鉢を割ったと言い掛かりをつけたThey tried to accuse me of havin...
いいがたい【言い難い】
言い難い悲しみindescribable sorrow彼がその申し出を断ったのには言い難い事情があったHe declined the offer because of certain circu...