い・ける
[動カ下一]《行くことができる意から》 1 相当にうまくできる。「歌だけでなく、踊りも—・ける」 2 相当の量の酒が飲める。「なかなか—・ける口だ」 3 飲食物の味がよく、おいしい。いただける。...
い・ける【埋ける】
[動カ下一][文]い・く[カ下二]《「生ける」と同語源》 1 炭火を灰の中にうめる。また、炭火を火鉢などの灰の上に整えて置く。「火を灰に—・ける」「火鉢に炭を—・ける」 2 ものを土の中にうめる...
い・ける【生ける/活ける】
[動カ下一][文]い・く[カ下二]《「生きる」に対して「生かす」の意。花などを生かしておくというところから》 1 眺めて楽しむために花や枝などを形を整えて花器や瓶に挿す。「菊を—・ける」 2 草...
いけ‐る【生ける】
[連語]《動詞「い(生)く」(四段)の已然形+完了の助動詞「り」の連体形》生きている。「生きとし—もの」 [補説]現代語では「生けるがごとく」のような文語表現や連体詞のように用いることが多い。
生(い)ける犬(いぬ)は死(し)せる獅子(しし)に勝(まさ)る
《旧約聖書「伝道の書」第9章から》ライオンのように立派なものも死んでしまっては何にもならない。つらい境遇であっても、生きていればこそ望みがあるということ。生ける犬は死せる虎に勝る。