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辞書
い‐はつ【衣鉢】
1 僧侶が身にまとう三衣(さんえ)(3種の袈裟(けさ))と一つの鉢。えはつ。えはち。 2 禅宗で、法を伝える証拠として授ける袈裟と鉢。また、禅僧が師と仰ぐ僧から伝えられる奥義。えはつ。えはち。 ...
い‐はつ【遺髪】
死者の形見としてのこされた髪。
衣鉢(いはつ)を継(つ)・ぐ
宗教・学問・芸術などの各流派で、弟子が師から奥義を授けられる。また、先人の業績を受け継ぐ。→衣鉢3
いはつ【衣鉢】
彼は師の衣鉢を継いだHe took over the spirit of his teacher's work.
いはつ【遺髪】
the hair of the deceased (kept as a memento)
いはつをつぐ【衣鉢を継ぐ】
[共通する意味] ★死後残ったもの、また、残したもの。[英] a relic[使い方]〔遺髪〕▽亡き母の遺髪〔遺骨〕▽弟の遺骨を胸に抱く▽遺骨収集〔遺品〕▽故人の愛用した遺品▽この万年筆は父の遺...
いはつそうでん【衣鉢相伝】
教法や奥義を伝え継承すること。弟子が師の教えを受け継ぎ伝えること。今では広く先人の事業や業績を継ぐことにもいう。▽もと仏教語。「衣鉢」は三衣さんねと一鉢で、「衣」は袈裟けさ、「鉢」は托鉢たくはつのとき施し物を受ける鉢のこと。師から教えを受けるとき、この法具を用いることから、転じて奥義、師から伝えられた教えの意。「相伝」は受け伝えること。「衣鉢」は「いはち」「えはつ」とも読む。