う‐ほう【右方】
1 右のほう。⇔左方。 2 「右方の楽(がく)」および「右方の舞(まい)」の略。
うほう‐どうじ【雨宝童子】
両部神道の神。右手に宝棒(ほうぼう)、左手に宝珠を持つ童子形の神像で表される。天照大神(あまてらすおおみかみ)が日向(ひゅうが)に下生(げしょう)したときの姿。また、大日如来の化現(けげん)した...
うほう‐の‐がく【右方の楽】
雅楽で、平安初期の楽制改革以降、右方の楽人が担当した楽。朝鮮系の三韓楽を主に、中国東北地方の渤海楽(ぼっかいがく)を含む。高麗楽(こまがく)。右楽。右方。
うほう‐の‐まい【右方の舞】
雅楽で、右方の楽により右方の舞人がまう舞。朝鮮および中国東北地方の舞で、舞人は緑色系統の装束をつけ、舞台後方、向かって右側から出入りする。右舞(うまい・うぶ)。⇔左方の舞。