うみ‐さち【海幸】
1 海でとれる獲物。海藻・魚介類などの海産物。うみのさち。⇔山幸(やまさち)。 2 海の獲物をとる力をもった道具。⇔山幸。「—を以ちて魚釣らすに、かつて一つの魚も得給はず」〈記・上〉
うみさちひこ【海幸彦】
火照命(ほでりのみこと)の異称。
うみさち‐やまさち【海幸山幸】
日本神話の一。弟の山幸彦(彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと))は兄の海幸彦(火照命(ほでりのみこと))に漁猟の道具をとりかえてもらい、漁に出たが釣り針をなくしてしまう。釣り針を返せと責められた...
うみ‐サボテン【海サボテン】
花虫綱ウミサボテン科の腔腸(こうちょう)動物。海の砂泥底にすみ、棍棒(こんぼう)状の群体をなし、淡肉色。夜になると50センチも伸びて発光するが、昼間は縮んで砂中に隠れる。本州以南に分布。