うずもれたはる【埋れた春】
秋田雨雀の戯曲。明治45年(1912)、雑誌「早稲田文学」に発表。全2幕。大正3年(1914)、美術劇場により初演。
うもれ【埋もれ】
《「むもれ」とも表記》うもれること。家の中に隠れていること。引きこもっていること。「あな—や。今宵の月を見ぬ里もありけり」〈源・横笛〉
うもれ‐いた・し【埋もれ甚し】
[形ク]《「むもれいたし」とも表記》 1 気持ちが晴れ晴れしない。気が沈んでいる。「いと—・く、いかで年月を過ぐさましとおぼしやらる」〈源・須磨〉 2 内気すぎる。控え目すぎる。「いでやとはおぼ...
うもれきのはな【埋木廼花】
高崎正風の歌集。明治9年(1876)、上下2巻で刊行。
うもれ‐ぎ【埋(も)れ木】
1 地層中に埋まった樹木が長年の間に炭化して化石のようになったもの。亜炭の一種で、木目が残っており、質は緻密(ちみつ)。仙台地方に多く産し、細工物の材料。 2 世間から見捨てられて顧みられない人...