うり‐いえ【売(り)家】
売り出し中の家。うりや。
売(う)り家(いえ)と唐様(からよう)で書(か)く三代目(さんだいめ)
初代が苦心して財産を残しても、3代目にもなると没落してついに家を売りに出すようになるが、その売り家札の筆跡は唐様でしゃれている。遊芸にふけって、商いの道をないがしろにする人を皮肉ったもの。
うり‐いそ・ぐ【売(り)急ぐ】
[動ガ五(四)]売れる機会をのがすことを恐れたり、金が急に必要になったりして、急いで売ろうとする。「株を—・ぐ」
うり‐いた【売(り)板】
《「板」は、売買注文の指値ごとの需給数量を示した表》株式相場などにおける売り注文。また、その数量。売り注文の多いことを売り板が厚いといい、少ないことを売り板が薄いという。「高騰が見込まれる株の—...