お‐くに【御国】
1 自分の国を丁寧にいう語。母国。「—のために尽くす」 2 相手の出身地・出生国を敬っていう語。「—はどちらですか」 3 郷里。出身地。 4 江戸時代、大名の領地を敬っていう語。「—替え」
おくに‐いり【御国入り】
[名](スル) 1 江戸に出ていた領主が、参勤交代で領国に帰ること。 2 「国入り2」に同じ。
おくに‐かぶき【阿国歌舞伎】
慶長年間(1596〜1615)に出雲大社の巫女(みこ)出身といわれる阿国が、京都で演じた一種の舞踊劇。念仏踊り系統の舞踊と滑稽(こっけい)な寸劇とからなる。歌舞伎の始めとされる。
おくに‐ことば【御国言葉】
その人の出身地の言葉。方言。
おくに‐しゅう【御国衆】
地方から江戸に出てきた侍。御国家(おくにけ)。「—と見えて、花色小袖に浅黄裏を付け」〈洒・辰巳之園〉
おくにいり【お国入り】
首相は昨日お国入りしたThe Prime Minister made a visit to his hometown yesterday.
おくにことば【お国ことば】
a (local) dialect
おくにじまん【▲御国自慢】
お国自慢をするboast about one's hometownお国自慢の民謡が始まったThey started singing a song in praise of their homet...
おくになまり【▲御国×訛り】
お国訛り丸出しでしゃべるspeak with a strong provincial accent
おくにぶり【▲御国振り】
郷土料理にはお国振りの違いがよく現れるThe character of each area appears quite clearly in the local cooking.何かと酒が出てく...