かじ‐ば【火事場】
火事のおこっている現場。また、火事で焼けたばかりの場所。「—泥棒」
かじ‐ばおり【火事羽織】
江戸時代、火事装束に用いた羽織。武家のは革・羅紗(ラシャ)製の身丈が短めの打裂(ぶっさき)羽織で、前後5か所に定紋をつけた。火消しのは普通の羽織と同じ形で、紺無地の木綿を刺し子の袷(あわせ)仕立...
かじばし‐かのう【鍛冶橋狩野】
江戸幕府の奥絵師、狩野派四家の一。狩野探幽が江戸鍛冶橋門外に屋敷を与えられたのでこの名がある。
かじ‐ばしら【舵柱/楫柱】
1 大きな和船で、舵を左右に回すときの軸となる長大な木材。 2 (「かじ」は櫓(ろ)や櫂(かい)のこと)櫓を仮に柱としたもの。「みるめ刈る海人(あま)の苫屋(とまや)の—」〈堀河百首〉
かじば‐どろぼう【火事場泥棒】
1 火事場のどさくさに紛れて盗みを働く者。火事どろ。 2 ごたごたにつけこんで不正な利益を得ること。また、その人。火事どろ。