カラザ【(ラテン)chalaza】
鳥類の卵黄の両端についているねじれた紐(ひも)状のもの。たんぱく質でできていて、卵黄を卵白の中で一定の位置に保つ。
から‐ざえ【漢才】
《「さえ」は「さい」の音変化》中国の学問に通じていて、漢詩文を作ることに巧みなこと。また、その才能。かんさい。「—はよくて、詩などは、いみじく作られけれど」〈愚管抄・三〉
から‐ざお【殻竿/唐竿/連枷】
豆類や、粟・稲・麦などの脱穀に用いる農具。竿の先に枢(くるる)を設けて打棒を取り付けたもの。打棒を回転させながら振り下ろして穀類を打つ。まいぎね。くるりぼう。むぎうち。れんか。
から‐ざけ【空酒】
肴(さかな)なしで飲む酒。
から‐ざけ【乾鮭】
サケの腹を裂いてはらわたを取り除き、塩を振らずに陰干しにした食品。《季 冬》「—も敲(たた)けば鳴るぞなむあみだ/一茶」