きょ‐ろう【虚労】
病気などで、心身が衰え弱ること。「—して脚もまた萎えにたり」〈菅家後集〉
きょろ‐きょろ
[副](スル)落ち着きなく、絶えずあたりを見まわすさま。「物珍しげに—(と)まわりを見る」「授業中に—するな」
きょろく【鉅鹿】
中国秦代に、現在の河北省平郷県に置かれた郡および県の名。項羽が、秦の将軍章邯(しょうかん)の軍勢に大勝した土地として有名。
きょろ‐つ・く
[動カ五(四)]目を落ち着きなく動かして周囲を見まわす。「不安気に目を—・かせる」
きょろり
[副] 1 目を大きくはっきりと見開いているさま。「ふたえの—とした眼もとに」〈里見弴・多情仏心〉 2 平気なさま。けろり。「盗人はまゐりますまいと言うて、—として居るぢゃ」〈松翁道話・三〉