くぼた‐うつぼ【窪田空穂】
[1877〜1967]歌人・国文学者。長野の生まれ。本名、通治。早大教授。新詩社歌人として出発。万葉・古今・新古今の評釈などにすぐれた業績を残した。詩歌集「まひる野」、歌集「土を眺めて」「鏡葉」など。
くぼた‐べいせん【久保田米僊】
[1852〜1906]日本画家。京都の生まれ。本名、満寛。鈴木百年(すずきひゃくねん)に師事。「国民新聞」の挿絵を担当し、報道画に新分野を切り開いた。
くぼた‐まんたろう【久保田万太郎】
[1889〜1963]小説家・劇作家・俳人。東京の生まれ。俳号、暮雨・傘雨。東京の下町を舞台に、市井の人々の生活と情緒を描いた。文化勲章受章。小説「末枯(うらがれ)」「寂しければ」「春泥」、戯曲...