くも‐の‐あし【雲の脚/雲の足】
雲の動くさま。雲脚。「急がんと、また立ち出づる—」〈浄・曽根崎〉
くも‐の‐い【蜘蛛の網】
クモの巣。クモの糸。《季 夏》「—や朝日射しきて大輪に/汀女」
くも‐の‐いと【蜘蛛の糸】
クモの出す糸。出糸腺から出る粘液が大気に触れて糸状となったもの。測量用望遠鏡の十字線などに利用される。《季 夏》 [補説]作品名別項。→蜘蛛の糸
くものいと【蜘蛛の糸】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。本名題「蜘蛛糸梓弦(くものいとあずさのゆみはり)」。金井三笑作詞、初世佐々木市蔵作曲。明和2年(1765)江戸市村座初演。土蜘蛛の精が、切り禿(かむろ)の少女・...
くも‐の‐うえ【雲の上】
1 雲のある高い空。天上。 2 宮中。禁中。 3 手のとどかない所。