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辞書
くら‐たに【くら谷】
深く切り立った谷。一説に、暗い谷とも。「うぐひすの鳴く—にうちはめて焼けは死ぬとも君をし待たむ」〈万・三九四一〉 [補説]「くら」は谷の意の古語かという。
くらた‐ひゃくぞう【倉田百三】
[1891〜1943]劇作家・評論家。広島の生まれ。西田幾多郎に傾倒し、京都の「一灯園」に入って思索的生活を体験。評論集「愛と認識との出発」、戯曲「出家とその弟子」「俊寛」「布施太子の入山」など。