け‐しゅ【化主】
1 《教化(きょうけ)の主の意》仏のこと。転じて、高徳の僧。 2 新義真言宗で、管長または寺の住職の敬称。 3 市街を回り、人々に施物を請い、法を説いて結縁(けちえん)する禅僧。街坊(がいぼう)...
けしゅう【怪しう/異しう】
[副]《形容詞「け(怪)し」の連用形「けしく」のウ音便形から》 1 程度のはなはだしいさま。非常に。「—つつましきことなれど」〈かげろふ・下〉 2 (あとに打消しの語を伴って用いる)たいして。そ...
怪(け)しうはあら◦ず
1 容姿や気だてがそれほど悪くない。たいして劣っていない。「—◦ず、かたち心ばせなど侍るなり」〈源・若紫〉 2 芸などがつたなくない。「—◦ずなりゆくは、このわたりにておのづから物にあはするなり...
け‐じゅす【毛繻子】
縦糸に綿糸、横糸に毛糸を用いて織った綾織物。滑らかでつやがある。