権(けん)に借(か)・る
権威としてたのむ。権力をかさにきる。「大勢(おほぜい)の子持ちを—・って、内の事は一葉(ひとっぱ)も構はねえ」〈滑・浮世風呂・二〉
けん‐にち【嫌日】
日本や日本人を嫌うこと。「—家」→反日 →親日
けん‐にょ【懸念】
《「けんね(懸念)」の音変化》気がかり。心配。「はったとにらむ顔つきは、—もなげにしらじらし」〈浄・曽根崎〉
けん‐にょう【検尿】
[名](スル)病気の有無や病状などを知るために、尿を検査すること。
懸念(けんにょ)もな・い
1 思いがけない。意外である。「負けることは—・いこと」〈浄・太功記〉 2 そ知らぬふりをしている。平気なさまでいる。「入り乱れて、もみにもみしが、女は—・い顔」〈浮・三所世帯・中〉
けんにんかけつ【堅忍果決】
強い意志で堪え忍び、いったん決めると思い切って断行すること。また、そのような性質。▽「堅忍」は意志がきわめて強く、じっと堪え忍ぶこと。我慢強いこと。「果決」は思い切って事を行うこと。
けんにんしっちょく【堅忍質直】
何事にも我慢強く堪え忍び、飾り気がなくまっすぐな気性をしているさま。また、その性質。▽「堅忍」は意志がきわめて強く、じっと堪え忍ぶこと。我慢強いこと。「質直」は飾り気がなくまっすぐな気性。地味で正直なさま。「質」は質朴、飾り気がないの意。
けんにんふばつ【堅忍不抜】
どんなことがあっても心を動かさず、じっと我慢して堪え忍ぶこと。▽「堅忍」は意志がきわめて強く、じっと堪え忍ぶこと。我慢強いこと。「不抜」は固くて抜けない意。意志が強く、何があっても心を動かさないこと。