けん‐む【兼務】
[名](スル)本務のほかに他の職務を兼ねること。また、その職務。兼任。「総理大臣が外務大臣を—する」
けんむ【建武】
南北朝時代、南朝の後醍醐天皇の時の年号。1334年1月29日〜1336年2月29日。北朝では光明天皇のときの年号。1334年1月29日〜1338年8月28日。
けんむいらいついか【建武以来追加】
室町幕府の法令集。室町幕府は御成敗式目を基本法としたが、建武式目ののち、必要に応じて法令を追加した。
けんむ‐しきもく【建武式目】
延元元年=建武3年(1336)、足利尊氏(あしかがたかうじ)が示した室町幕府の政治要綱。17か条からなる。中原是円・真恵らに諮問して政治方針をまとめさせたもの。
けんむねんかんき【建武年間記】
室町初期の記録書。1巻。著者・成立年未詳。建武政府が発布した法令や、建武政権下の世相を風刺した「二条河原の落書」などを収める。建武記。