こうぞ【楮】
《「紙麻(かみそ)」の音変化》クワ科の落葉低木。山野に自生する。葉は卵形で先がとがり、二〜五つに裂けるものもある。春、枝の下部の葉の付け根に雄花を、上部の葉の付け根に雌花をつける。実は赤く熟し、...
こう‐ぞう【行蔵】
進んで世に出て手腕を振るうことと、隠れて世に出ないこと。出処と進退。「—世に於いて軽し」〈太平記・一二〉
こう‐ぞう【香象】
1 密教の灌頂(かんじょう)の際に用いる象の形をした香炉。象炉。 2 香気を発する発情期の象。強大な力をもつとされる。「—の浪を踏んで大海を渡らん勢ひの如く」〈太平記・一四〉
こう‐ぞう【構造】
1 一つのものを作り上げている部分部分の材料の組み合わせ方。また、そのようにして組み合わせてできたもの。仕組み。「家の—」「体の—」「文章の—」「—上の欠陥」 2 物事を成り立たせている各要素の...
こうぞうあんていせいとけいたいけいせい【構造安定性と形態形成】
《(フランス)Stabilité structurelle et morphogénèse》フランスの数学者、トムの著作。1972年刊行。