ご‐りん【五倫】
《「孟子」滕文公上から》儒教で、人の守るべき五つの道。父子の親、君臣の義、夫婦の別、長幼の序、朋友(ほうゆう)の信。五常。五教。
ご‐りん【五輪】
1 五輪旗のマーク。また、オリンピックのこと。「—大会」 2 仏語。 ㋐地輪・水輪・火輪・風輪・空輪の五つ。五大のこと。→五大 ㋑「五輪成身(じょうしん)」の略。 ㋒「五輪塔」の略。 ㋓五体の異...
ごりん‐がり【五厘刈(り)】
頭髪を、5厘(約1.65ミリ)くらいの長さに刈り込むこと。また、そのようにした頭髪。
ごりん‐き【五輪旗】
オリンピックを象徴する旗。白地に、向かって左から青・黄・黒・緑・赤の順に、五大陸を象徴する五つの輪がW形に組み合わせてある。1914年制定。
ごりん‐けんしょう【五輪憲章】
⇒オリンピック憲章
ごりんごじょう【五倫五常】
人として常に踏み守るべき道徳のこと。儒教の教え。▽「五倫」は基本的な人間関係を規律する五つの徳目。父子の親、君臣の義、夫婦の別、長幼の序、朋友の信。「五常」は仁・義・礼・智ち信の五つ。
ごりんじっき【五倫十起】
中国後漢ごかんの第五倫だいごりんは清廉公平で知られていたが、ある時、人からあなたのような方でも私心があるのかと聞かれ、兄の子の病気には一晩に十回も起きて見舞っても家に帰れば安眠できたが、わが子の病気には見舞いには行かなくても心配で夜眠れない、これこそ私心ある証拠であるといった故事。▽「五倫」は人の名で、後漢の第五倫。「十起」は十たび起きること。『蒙求もうぎゅう』の一句。