さき‐わい【幸ひ】
さいわい。幸福。幸運。「—のいかなる人か黒髪の白くなるまで妹(いも)が声を聞く」〈万・一四一一〉
さき‐わ・う【幸ふ】
《「わう」は接尾語》 [動ハ四]幸運にあう。豊かに栄える。「言霊(ことだま)の—・ふ国と語りつぎ」〈万・八九四〉 [動ハ下二]幸運を与える。栄えさせる。「いかしの御世に—・へ奉(まつ)れ」〈...
さき‐わけ【咲(き)分け】
一株の草や木に、色の違う花が咲くこと。また、その草や木。「紅白—の梅」
さき‐わたし【先渡し】
[名](スル) 1 売買取引で、契約をして一定期間がたってから商品を引き渡すもの。 2 貨物などを到着地で相手に引き渡すこと。 3 賃金の前払い。
さき‐わた・る【咲き渡る】
[動ラ四]咲きつづける。また、あたり一面に咲く。「万代に年は来経(きふ)とも梅の花絶ゆることなく—・るべし」〈万・八三〇〉