さし‐は【翳】
《「さしば」とも》鳥の羽や絹を張ったうちわ形のものに長い柄をつけた道具。貴人の外出時や、天皇が即位・朝賀などで高御座(たかみくら)に出るとき、従者が差し出して顔を隠すのに用いた。
さし‐ば【差羽/鸇】
タカ科の鳥。全長約50センチ、体上面が灰褐色、腹には白地に褐色の斑がある。日本では夏鳥で、秋に大群をつくり東南アジアへ渡る。
さし‐ば【差(し)歯】
1 足駄(あしだ)の台に歯を入れること。また、その歯。 2 歯が欠けたとき、根に小さな穴をあけて差し入れる人工の歯。
さし‐ばえ【刺蠅】
双翅(そうし)目サシバエ科の昆虫の総称。小形のハエで、灰黒色、背に黒色の条紋がある。口は針状。牛馬に集まり吸血する。《季 夏》
さし‐ばし【刺(し)箸】
嫌い箸の一。里芋の煮物などのつまみにくい料理を、箸で突き刺して口に運ぶこと。