し‐お・く【為置く/仕置く】
[動カ四] 1 処置する。しておく。「あるべき事どもなど—・かせ給ひけり」〈栄花・布引の滝〉 2 処罰する。こらしめる。「其場にて四人の侍を—・きし折柄」〈伎・小袖曽我〉
しお‐くぐ
カヤツリグサ科の多年草。海辺の湿地に生え、地下茎から長さ約20センチの細い葉を出す。夏、茎を伸ばし、先に穂状の雄花を、その下に雌花をつける。葉を編んで細い縄を作る。
しお‐くび【塩首/潮頸/入首】
槍の穂先の柄に接した部分。けらくび。
しお‐くみ【潮汲み/汐汲み】
塩を作るために海水をくむこと。また、その人。 [補説]曲名別項。→汐汲
しおくみ【汐汲】
歌舞伎舞踊。長唄。2世桜田治助作詞、2世杵屋正次郎作曲。謡曲の「松風」に取材したもの。七変化「七枚続花の姿絵」の一つとして、文化8年(1811)江戸市村座初演。