し‐た・つ【仕立つ】
[動タ四]「仕立てる」に同じ。「みな装束—・ちて暗うなりにたる程に持て来て着す」〈枕・九〇〉
[動タ下二]「したてる」の文語形。
し‐たつ【四達】
[名](スル)道が四方に通じていること。また、影響などが四方に及ぶこと。四通。「文明—の地」「江戸を以て京城として京都あるを知らず。然れども近者皇化—し」〈村田文夫・西洋聞見録〉
した・つ【滴つ】
[動タ下二]《「したづ」とも》したたらせる。そそぐ。「血の流るる事油を—・つるが如し」〈太平記・二〇〉
し‐たつ【紫闥】
宮中の門。また、宮中。禁門。
した‐つき【舌付き】
[名・形動ナリ]舌がうまく回らないこと。言葉のはっきりしないこと。また、そのさま。したたらず。「其の後、物を云ふ事、—なる人の如し」〈今昔・一六・二二〉