じっ‐ぽう【十方】
1 東・西・南・北の四方、北東・南東・南西・北西の四隅と上・下の方角。 2 あらゆる方面。すべての所。
じっ‐ぽう【実包】
火薬が込めてある弾丸。実弾。⇔空包。
じっ‐ぽう【実法】
1 (‐ポフ) 仏語。永遠不変の実体としての存在。⇔仮法(けほう)。 2 (‐パフ) ㋐まじめなこと。篤実。律義。「—の者には物仰せにくければとて」〈盛衰記・一六〉 ㋑実際のようす。実体。「解体...
じっぽう‐くう【十方空】
十方世界のすべてのものは本来みな空であるということ。
じっぽう‐ぐれ【十方暮れ】
1 暦注の一。甲申(きのえさる)から癸巳(みずのとみ)までの10日間の称。この間は十方の気がふさがり、万事に凶とされる。 2 空がどんよりと曇っていて暗いこと。途方に暮れることの形容にも用いる。...