じゅう‐ぜん【十全】
[名・形動] 1 少しも欠けたところがないこと。十分に整っていて、危なげのないこと。また、そのさま。万全。「—を期して念を入れる」「—な(の)備え」 2 概念または判断が、その表す対象と完全に相...
じゅう‐ぜん【十善】
仏語。十悪を犯さないこと。不殺生・不偸盗(ふちゅうとう)・不邪淫・不妄語・不両舌・不悪口(ふあっく)・不綺語(ふきご)・不貪欲(ふとんよく)・不瞋恚(ふしんに)・不邪見。
じゅう‐ぜん【従前】
今より前。これまで。以前。「—の方式」「—どおり」
じゅうぜん【柔然】
4〜6世紀、モンゴル高原に栄えたモンゴル系遊牧民族。また、その国家。族長の社崘(しゃろん)が君主の称号である可汗を名のった5世紀前半が最盛期で、北魏と対立。555年、突厥(とっけつ)に滅ぼされた...
じゅう‐ぜん【糅然】
[ト・タル][文][形動タリ]入りまじるさま。ごちゃごちゃしているさま。「粗雑な文句ばかりが—としてちらかっている」〈芥川・戯作三昧〉