酸(す)いも甘(あま)いも噛(か)み分(わ)・ける
人生経験が豊かで人の心の機微や世間の事情によく通じている。酸いも甘いも知っている。 [補説]「酸いも甘いも嗅(か)ぎ分ける」とするのは誤り。
すい‐もう【吹毛】
1 《毛を吹き分けて隠れた疵(きず)を探す意から》無理に人の欠点を探すこと。あらさがし。→毛を吹いて疵(きず)を求む 2 吹きかけた毛も断ち切るほどの、よく切れる剣。「—の剣」
すい‐もう【衰耄】
[名](スル)年をとって衰えること。老いぼれること。すいぼう。「愛欲のために—したような甥の姿が」〈藤村・家〉
すい‐もじ【推文字】
《「推量」「推察」の女性語》おしはかること。すもじ。「これにて御(ご)—さ」〈滑・浮世風呂・三〉
すい‐もの【吸(い)物】
日本料理で、汁を主体にした汁物の一種。一般にはすまし汁をいう。