そで‐しぐれ【袖時雨】
袖に涙が落ちかかるのを、しぐれにたとえていう語。袖のしぐれ。「月もかたぶく胸の闇、髪のおくれのばらばらと、子に迷ひゆく—」〈読・本朝酔菩提・三〉
そで‐した【袖下】
1 和服で、袖の下端の部分。袖底。 2 洋服で、わきの下の袖付けの位置から袖口までの部分。 3 袖丈(そでたけ)のこと。「—九寸に足らず」〈浮・一代男・二〉 4 「袖の下」に同じ。「後家の—から...
そでし‐の‐うら【袖師浦】
静岡県静岡市東部、旧清水市の袖師の海岸。また、島根県松江市馬潟の中海の湖岸。一説に松江市の宍道湖(しんじこ)岸とも。[歌枕]「から衣—のうつせ貝むなしき恋に年の経ぬらむ」〈後拾遺・恋一〉
そで‐しょう【袖章】
制服の袖につけて、所属・階級などを示す記章。