たか‐ひ【高日】
高く天に照る日。また、天上。
たか‐ひかる【高光る】
[枕]空高く輝き光る意から、「日」にかかる。「—日の御子(みこ)やすみしし我が大君」〈記・中・歌謡〉
たか‐ひく【高低】
《「たかびく」とも》高いことと低いこと。また、高い所と低い所とがあって平らでないこと。でこぼこ。こうてい。「—のある道」
たか‐ひざまずき【高跪き】
両ひざを地につけて腰を伸ばした姿勢。また、その姿勢をとること。「—といふ居ずまひに」〈枕・五六〉
高日(たかひ)知(し)ら・す
《天上を治める意から》天皇・皇族など高貴の人が死去する。「泣沢(なきさは)の神社(もり)に神酒(みわ)据ゑ祈れども我(わ)が大君は—・しぬ」〈万・二〇二〉