たけ‐の‐あき【竹の秋】
《竹の葉が黄ばんでくるところから》陰暦3月の異称。竹秋(ちくしゅう)。《季 春》「—月に小督(こごう)の墓掃かん/鳴雪」
たけ‐の‐あみど【竹の編み戸】
細い竹または割り竹を編んで作った戸。多く貧しい家をいう。「あやしの—のうちより」〈徒然・四四〉
たけのうち‐しきぶ【竹内式部】
[1712〜1768]江戸中期の神道家。越後の人。名は敬持。号、羞斎(しゅうさい)・周斎・正庵。式部は通称。垂加神道を学び、京都で公家に尊王論を説き、追放(宝暦事件)。のち、明和事件に連座し、八...
たけのうち‐とうげ【竹内峠】
大阪府南河内(かわち)郡太子(たいし)町と奈良県葛城(かつらぎ)市の府県境にある峠。標高289メートル。金剛山地の二上(にじょう)山雌岳(標高474メートル)南側に位置する。昔、飛鳥(あすか)の...
たけのうち‐の‐すくね【武内宿禰】
大和朝廷の初期に活躍したという伝説上の人物。記紀によれば第8代孝元天皇の曽孫で、景行・成務・仲哀・応神・仁徳の5朝に仕え、大臣となり、神功皇后を助けて新羅(しらぎ)出兵などに功績があったという。...