たま‐ま・く【玉巻く/玉纏く】
[動カ四] 1 玉を巻きつけて飾る。「梓弓末に—・きかくすすそ寝なななりにし奥をかぬかぬ」〈万・三四八七〉 2 クズなどの若葉の葉先が玉のように巻く。「白露に色変りゆく秋萩(あきはぎ)は—・く葛...
たま‐まつ【玉松】
松の美称。「み吉野の—が枝(え)は愛(は)しきかも君がみ言を持ちて通はく」〈万・一一三〉
たま‐まつり【霊祭(り)/魂祭(り)】
陰暦7月の盆を中心にして、祖霊を迎えて祭りをすること。精霊(しょうりょう)祭り。盂蘭盆会(うらぼんえ)。《季 秋》「夜かよふ蝶あはれなり—/闌更」
たま‐まゆ【玉繭】
1 繭の美称。 2 2匹またはそれ以上の蚕が一緒になって作った繭。玉糸・紡ぎ糸・真綿の原料として使用。同功繭(どうこうけん)。《季 夏》