だつ‐り【脱離】
[名](スル)抜け出ること。また、抜けて離れること。離脱。「永久にこの止み難き苦痛を—する能わざる可し」〈芥川・開化の殺人〉
だつ‐りゃく【脱略】
[名](スル)抜かし省くこと。また、抜け落ちること。「西教に於てはこの職分の一項を—したり」〈中村訳・自由之理〉
だつ‐りゃく【奪略/奪掠】
[名](スル)力ずくで奪い取ること。略奪。「家畜が—される」〈中島敦・李陵〉
だつ‐りゅう【脱硫】
物質中に含まれている硫黄分または硫黄化合物を除去すること。
だつりゅう‐せい【脱粒性】
種子が成熟にともなって、穂や莢(さや)から自然に離れ落ちる性質。 [補説]稲や麦のような栽培植物は、脱粒性をもつ野生種から非脱粒性の種子を選択することで作出された。