なな‐つ【七つ】
1 数の名。六つの次、八つの前の自然数。7個。しち。なな。 2 7歳。 3 昔の時刻の名。今の午前4時および午後の4時ごろ。ななつどき。
ななつ‐いろは【七つ以呂波】
平仮名・片仮名・万葉仮名など七つの書体に書き分けた、いろは歌。手習いの手本などに用いた。
ななつ‐お【七つ緒】
1 七つの緒。多くのひもや糸。また、7本の弦。「—の琴」「我がうなげる玉の—」〈万・三八七五〉 2 輿(こし)や牛車(ぎっしゃ)などの御簾(みす)についている7本のひも。
ななつ‐がま【七ツ釜】
佐賀県西北部、唐津市屋形石にある海食洞。玄界(げんかい)灘の荒波により玄武岩が浸食されてできた柱状節理・洞穴。七つある洞穴のうち最大のものは高さ3メートル、奥行き110メートル。「屋形石の七ツ釜...
ななつ‐ぐち【七つ口】
江戸城大奥の出入り口の一。奥女中の外出のときなどの通用口。夕方七つ時に閉鎖された。